数字は騙すために存在する

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ぽまいら。おはこんばんわ。こんなタイトル書いてるくせに数字がクソ苦手なおっさんだよ。

さて、今回は数字について語っていきます。通常、何かを証明したり説明するために具体的な数字を利用するとは思います。

この運動をすれば体重が何キロ落ちる、医療におけるエビデンス、企業におけるKPI、KGIと言ったように、明確な根拠を示すためには数字が必要になります。

何らかの証明を行うためには成果前と後の数字の数値を交えた方が説得力が増しますし、短期中長期の目標設定をする際に具体的な数字を提示する事によりプロセスを組みやすくなる事もまた事実。

今回はそんな数字に対して語っていきます。数字の実証性に関しては重々理解していると思いますので、今回は簡潔にお話しします。

本題は騙すための数字、ブラフとして有効な数字について語っていきます。

この記事をまとめるとこのような通りです

 

・数字は信用できるが悪用する奴もいる
・客観的な見方が大事
・数字は信用できるが、数字で説明する奴は信用するな。
・それに伴う見方の解説

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(前置き)数字における有効性とは

証明の為に数字を用いることは非常に有効です。それだけ有効な事を証明するためにはその数字における背景、環境、要素を説明する事が必要となります。

特に医療系のガイドラインにつきましては、生命への影響を加味する必要があり、明確なガイドラインが定義されています。

ガイドラインとは

(参照元 国立がん研究センターがん情報サービス)

専門性が強まれば強まるほどガイドラインや定義を明確する必要があります。例えば、健康、医療、投資案件等はその方の資産、人命等に影響を与えるのでより慎重に開示&提案しなければいけません。

つまり、医療や投資に関する案件は専門知識を有するべき方が発信すべきですし、下手な素人が勧める情報は特に精査する必要があるわけです。

個人的に数字を扱うにあたり、以下の内容を明示するべきであると個人的には感じております。

・その数字の前提条件(いつ、誰が、当時の時代背景)
・比較情報(同等の条件との比較)
・比較情報における定義と期間。母集団が同じか、期間や対象が統一されているか
・情報ソース、発信者の過去の発言や経歴
・実験のエビデンスの場合は、実験環境、対象、条件定義
・長期的な指標の場合、現状基準での数値判断(例 現状のこの数値を100として、当時の数値は現状ベースでどれくらいになるのか、変化率等

ここまでやる必要はないとしても、データを扱うということはそのバックグラウンドを精査する。もしくはイメージすると言う行為が必要となります。

その中で生命や家計に関わる情報等、優先順位をつけながら精査する必要があるわけです。日々手に入れる情報は膨大なため、全ての情報を分析する事は不可能ですから。

閑話休題、今回は騙すための数字とその手段について語ります。

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騙すための数字とは

騙すための数字のアプローチとして下記の内容があげられます。また、以下の引用した法令は全て薬機法からの引用です。

① 論理のすり替え(不当表示、優良誤認、有利誤認)

最近YouTubeで怪しいサプリメントや副業の広告が跋扈していますが、その中で気になる広告がありました。

「有酸素運動はダイエットに効果ない。でもこのサプリなら一気に体重が落とせる」

と言ったような文言が。

確かに有酸素運動と減量に関してまとめた論文は存在します。

Isolated Aerobic Exercise and Weight Loss: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials

この論文ですね。ここ数年有酸素よりも筋トレやHIITや!って風潮ですが、この論文がきっかけと言えます。よくわからん人は医師がまとめた記事もありますので、こちらをご覧ください。

有酸素運動の体重減少効果

エクササイズ関連は日々常識がアップデートされる為、エビデンスで証明されたとしてもあくまで参考程度の扱いになりますが、ツールとしては有効となります。

ただし、それは正しい使い方をした時に限るという前置きが必要になります。今回の場合は有酸素運動とサプリとの比較の為、有効性は皆無と言っていいでしょう。

例えば食事と運動の比較を行うのであれば、消費カロリーと摂取カロリーの前提であるため、このような比較は有用性が高いです。

しかし、これはサプリメント。あくまで補助的な食品であり、部分的な役割が求められるため、習慣としての運動と補助としてのサプリメントを比較する事はお門違いですね。

そもそも、この様なサプリメントは〇〇大学の論文で発表された等、実験で証明されたとありますが、その実験に伴う要件定義、条件が記載されていないものが大半なため、

信ぴょう性に欠けます。例えば体重を落とすサプリであれば、仮にそれが効能が弱いとしても、多量の下剤と飲み合わせれば一時的に減量可能ですから。

そのような条件が明記されてない以上、その情報を信じることは不可能ですね。また、そういうサプリに限って

医薬部外品なので、厚生労働省、国が効果を認めたものです!

と言った謳い文句も見かけます。では医薬部外品の定義は何でしょうか。

医薬部外品の定義
積極的に治療に用いられるものではなく、
吐き気等の不快感、あせも、ただれ等の防止を目的として使用されるもの。
また、口臭、体臭、脱毛の防止、育毛、除毛等の美容目的に使用されるもの。
人体に対する作用が緩和なもの。

参照元: 医薬品・医薬部外品・化粧品

1日に〇キロ減量って人体に対する作用が緩和なものでしたっけ?(すっとぼけ)誇大広告の禁止(第66条)1日に〇キロ減量って人体に対する作用が緩和なものでしたっけ?(すっとぼけ)

ここまで痩せるとしたら最早医薬品扱いでしょう。医薬部外品はあくまで防止の目的でしかないのですから。根本的なツッコミとして

誇大広告の禁止(第66条)

  1. 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。
  2. 医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し、又は流布することは、前項に該当するものとする。
  3. 3何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品に関して堕胎を暗示し、又はわいせつにわたる文書又は図画を用いてはならない。

参照元: 「薬機法(旧・薬事法)とは?」を丸ごと解説

そもそもサプリに効果があるとか書いた時点で薬機法的にアウトなんですよね。サプリで効果があると標ぼうしているものがありましたら、完全に嘘である事は明白ですし、そういうものを見かけたら消費者庁に通報しましょう。

また、こういったものは景品表示法の優良誤認、有利誤認にあたります。もうアウトなところを探すだけでネタが尽きないレベルです。

ケースもあります。

ソシャゲのガチャでも話題になりましたね。消費者庁コラボとか。詳しい内容はwiki先生にもありますので、こちらをご覧ください。

不当表示

と言ったように論理のすりかえの為に、特定部分をフォーカスするために数字やツールを使うこともあるのです。

HMBサプリで話題のノートルダム大学のノートルダム大学のリチャード・B・ストーン教授、探したけどみつからなかったよ。

② 当時の情勢や変化率を無視した長期変動グラフ

*注)当方金融の専門家ではないため、基本的に細かいリンクや情報は丸投げです。(z前述の医療系もそうですけどね。

昨今では中田敦彦さんや投資系ブロガー、マネー系ユーチューバーが最近進めているのがS&P連動のインデックス投資信託あたりをお勧めしているのを見かけます。

SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(SBI・バンガード・S&P500)

あたりが代表格ですね。アメリカ経済が成長するとその分S&Pの主要企業が儲かり、長期で積み立てていけば手堅く資産運用できるというやつですね。

昨今はコロナ禍の影響で下落しているみたいですが、これはまあ仕方ないとして。

実際に中田敦彦さんの動画を見ましたが、至極まともな事を言っているんですよね。

ファクトチェックは必要かもしれませんが、ほんとにまとも。山崎元さんやバビロン大富豪の教えあたりをしっかり読んでらっしゃる方だなあ。と言った印象です。

後はこの人めっちゃ話うまいです。前述のエントリーでも記載しましたが、話が本当にうまいです。この記事にも書きましたが、まさに話のプロと言ったとこでしょうか。

↑ 参考までに

ただ、このような銘柄を購入するのは本当に自己責任です。中田さんが言ってたから買おうと言った思考になったら危険ですね。情報を精査し、納得した上で購入するのであれば、良いと思います。

実際に投資における指標は山ほどあり、判断を難しいと思います。実際に投資に行われるファンダメンタル分析はこれだけ多量の指標があるのです。

ファンダメンタル分析(アメリカ)

さすがに全ての情報を利用する事は困難かと思いますが、投資、経済の動向を知るには必須の情報と言えます。個人的には投資は簡単に勧めるものではなく、投資をするのであれば勉強をすることが必須となります。

その上で現状だけでなく、値動きや状況を見る必要があります。特に長期投資を行う際には色々な売り文句があります。ドルコスト平均法で安定的な収支と言った事もありますが、個人的によく聞くのが。

株は常に成長をし続けている。100年前の平均株価はいくらで、今はそのN倍近くになっている。

と言った謳い文句です。本当にそうなのでしょうか?

わかりやすい指標として、

The Capital Tribune Japan 様より引用いたしました。非常にわかりやすく、読みごたえがある記事なので是非ともご覧ください。

この情報をみると日本株も130年前と比較し、確かに10000倍近くの価格上昇をしてみます。

これだけ見ると、株ってめっちゃ成長するやん。ほならね買うしかないんですよ。って思うかもしれません。ただし、ここで気になる点が一つあります。

100年前の1円って今の価値だといくらくらいになるのか。ということです。

とあるサイトの試算によると1円=今の20000円位との事です。

明治時代の「1円」の価値ってどれぐらい?

当時価値があったものによって違いますし、一概にも言えませんが単純に1円から20000円に上がったとはいえ、必ずしも結果通りのアップとしたとは言い切れません。

こういった意味でインフレリスクに対応するための投資と言うアプローチは有効かもしれませんが、わかりやすく耳障りがいいという言葉や数字に聞こえてしまうのも事実。

あくまで当時の価値と比較して、結果どうなったのかと言う事を考える事は重要なのです。

そのため、数字を読み取るときはしっかりとした比較が重要になります。

闇雲に耳障りの言い数字だけで無く、一旦落ち着いて考える力を身につけましょう。

(経済的な指標だけでなく、物の価値や基準が変わるので一概には言えません。コンピュータ黎明期のトランジスタ1個10ドルだったのが、今はタダ同然ですからね。それだけ価格が変わります。だってフリーって本に書いてあったから間違いないもん

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人の知識には限界がある

発信者が人間である以上、誤謬が発生するのも至極当然。故にしっかりと情報を精査する必要があり、吟味、学習しなければなりません。

個人的に頭がいい人の定義は、知識を個人レベルから集団へどれだけ貢献できるか。ととらえているので、自身の知識や思考を世間に提供できる方は凄いと思いますし、

貴重だと思っています。問題は情報の受け手。その情報をどう受け取るかが重要になってきます。

このエントリを作成するにあたり、様々な資料を読み漁りましたが、結果として自身の都合のいいデータを集計しました。必要なデータも時に自身の都合のいいように仕向けることも可能です。

皆様情報の取り扱いには気を付けましょう。

ほんじゃーの。

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