【メタファー】映像表現としての隠喩はもっと共有されるべきだと思っている【ネタバレと隠喩の間】

映画
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こんばんは。まったです。

今日は休みなのでブログも休み休みなので、外にでも出ようかな。と思いましたがめっちゃ土砂降りだったので、おうちでブログを書いています。

雨の音をBGMにして書くのも趣深いとは思ったのですが、雨の時に聴きたい音楽と言うものもあるもので、今はこの音楽を聴いています。外に出る気も起きないような雨の日のおともに如何でしょうか。

安藤裕子 / さみしがり屋の言葉達
井上陽水 / 傘がない LIVE 50周年記念ライブツアー 2019/10/20 [期間限定]
CORNELIUS – Drop – Do It Again

安藤裕子が好きとかお前は女子か!とかよく言われますが好きなもんは好きなんだし、しょうがないだろ。

つーか、いきなり音楽の話になってるし、標題とはかけ離れてるやんけ。と思われるかもしれませんが、地味に関係があって

音楽も映画も作品である以上メタファーは欠かせないもの。、今回はその例をあげつつ話していきたいと思います。

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音楽におけるメタファーの役割

音楽の場合はコード進行だったり、音のずらし方でギリギリを突いたり音の幅を増やすと言うアプローチもあります。

そういった技術面で細かな仕掛けをする人もいますし、歌詞そのものが文学性を富んでおり意味を含ませた歌なんかもあります。

前者に関しては米津玄師さんが有名ですね。あのクエッと言う音で和音の代替する行為、またその和音がコードのルールのスレスレなとこを狙って、独特の不安感を与えると言う効果を果たしています。

言葉だけでなく技術として奥行きを深めるあたりが、この人の凄さですし、音楽ならではのメタファーや凄みとも言えます。

米津玄師 MV「Lemon」

元々米津さん自体、ハチ時代からこのアプローチをよく使っており、メジャーストリームに上がってからは全面的に出すというより、要素としてぶち込んでいる感じはありますが、こういった音の使い方がうまい人とも言えます。

米津玄師 MV『vivi』
ハチ MV「ドーナツホール」HACHI / DONUT HOLE

歌詞で表現がうまいのがスピッツでしょうか。スピッツの一貫のテーマとして「死とセックス」(このワード Google様から怒られないよな)

非常に本能でダークネスなテーマが多いのが特徴です。ファンの方なら周知の事実かもしれませんが、単純に聴いているだけだと気づかない事が多いです。

寧ろこのテーマでメインストリームで長く売れ続けている事がまず凄い事なんですが、スピッツに関しては歌詞としての隠喩表現がうまい。まず前者の死に関しては青い車が有名ですね。

歌自体は非常に爽やかで聴き心地がいいのですが、歌詞のテーマは自殺。自殺の前を歌った歌なのです。歌詞を深堀しないとわからないと思いますよ、これ。

スピッツ / 青い車

特に、歌詞の中では

潮のにおいがしみこんだ 真夏の風を吸いこめば
心の落描きも踊り出すかもね
君の青い車で海へ行こう おいてきた何かを見に行こう
もう何も恐れないよ
そして輪廻の果てへ飛び下りよう
終わりなき夢に落ちて行こう
今変わっていくよ

スピッツ 青い車より引用

めっちゃ青い車で海に飛び込む感が伝わる歌詞ですね。これ。ただし、こういったアプローチは海外どころも使っており、passion pitなんかもその一例と言えるでしょう。

曲調は滅茶苦茶ポップなんだけど、歌詞はアメリカ社会の皮肉だったり、アメリカンドリームを成し遂げられなかった男のストーリー譚だったりと歌詞と音が真逆と言うパターンです。

代表的な例でいえば、Take a Walk。歌詞もPVも非常にキャッチ―でポップな感じがします。

Passion Pit – Take a Walk (Official Video)

で、肝心の歌詞はと言うと引用になりますが、

Take A Walk パッション・ピット (Passion Pit) およげ!対訳くん様より引用

それぞれの視点でアメリカ経済の皮肉を綴っているという点が特徴ですね。泳げ対訳様のブログを見て同じく、オブモンのLittle talksを思い出しましたが、これ超が付くほどの名盤でしたしね。しかし、ライブ楽しそうである。

Of Monsters and Men – Little Talks (Live on KEXP)
【Little Talks(リトル・トークス)】の和訳:Of Monsters And Men

スピッツにおけるセックスのニュアンス

スピッツの中で端的にセックスを現した曲としたチェリーでしょうか。滅茶苦茶売れたあの歌はセックスの歌だったりします。

スピッツ / チェリー

人によって解釈は様々かと思いますが標題のチェリーの通り、童貞卒業で舞い上がったテーマとも言えます。そりゃ童貞卒業したら愛してるの響きだけで強くなれる気もしますわな(わかる)

恋愛手練れの人なら昔の恋愛に思いを馳せ、あーわかると言える内容とも言えますし、

チェリーボーイにとってはめっちゃわかると言うダブルミーニングな内容。最早童貞賛歌。

スピッツのテーマにセックスは欠かせないと言われるゆえんかもしれません。

で、タイトルから滅茶苦茶離れていますので、話し戻しますか(いつものこと)

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(たぶん本題)映像としてのメタファーが気になったわけ

ここ、最近うちのブログやTwitterに目を通していただいた方にとっては、ああまたか。と言う内容になるのですが、

花束みたいな恋をしたがあまりにもメタファー要素が強すぎて、他の作品が気になったと言うのが理由です。因みに個人的に感想とかレビューも書いているので、興味ある方はご覧下さい。

あの映画、非常にメタファー要素が多く、映画専門のレビューをがっつり見ているのですが、本当に考察動画が多いんですよ。

花の名前のシーンが川や海で話しているシーンだったり、二人の同棲場所が川沿いだったりとそういった面からメタファーがあると言ったように。

水と言うものは流れていくもので、その流れついていく様が別れを象徴している。海は死を意味しているといったように考察は様々。

確かに、川と言えば賽の河原(三途の川)と捉える事も出来ますし、水は別れや死を意味すると言う面ではこれは映画に詳しくない僕でも理解は出来ました。

また、先輩が撮影していたクラゲのシーン。クラゲは映画の中では死のメタファーであり、浮遊するクラゲが死を意味している。その点でクラゲをチョイスした。と言う意見もあり、様々なんですよ。

ちなみに僕はこのクラゲのメタファーを知らず、レビューを聞いてなるほど。と思ったわけです。

で、今回のロケ地は調布。調布自体は野川や多摩川といったような川が多い地域なので、このようなメタファーをふんだんに使ったのは納得できる次第です。

二人の住んでるとこの最寄り駅、調布駅より矢野口や京王多摩川駅のようがよくね?ってツッコミは置いておいて。

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僕は他の映画との対比が出来ない

僕にとってレビューを行うにあたり一番致命的だったのが、他の映画との比較でしょう。冒頭で音楽については滅茶苦茶語り、比較や関連性に関しては語るのが出来たのは

元々僕が音楽オタクをいう事もあり、その経験値で語っているのでなんとかなっているのですが、僕は映画に対する経験値が足りない。だからこそ前に書いたレビューは致命的な欠点でもあります。

他のレビュアーさんの中では東出昌大さんと唐田えりかさんの寝ても覚めてもを例に挙げた方もいましたしね。

この映画は現実のスキャンダラスな事件で、悪い意味で有名になってしまいましたが、この映画との比較も面白かったですね。

特に寝ても覚めてもの作者は柴崎友香さんであり、麦くんと絹ちゃん双方が好きな作家さんと言う共通点もあれば、別れを意味する水の描写が多かったり、そういった意味での共通性があると言ったレビューもありました。

監督さんが好きな映画の趣味がちらっと出てたり等、監督面からの考察。名作からの考察と言ったように、そういうメタファーを知っているだけで語る幅は増えるんだなと感じました。

アマプラでもやっているので、これ書き終わったら見ようと思います。暇だし。

Amazon Prime

【追記】寝ても覚めてもに関しても感想を書きました。こちらをご覧いただけますと幸いです。

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メタファーは共通言語ではあるが、体系化は出来ない

こういったメタファーに興味を持ち、一時間くらい映像作品におけるメタファーを調べたのですが、本当に出てきませんでした。ショック。

しかし、これはよくよく考えると至極当然の行為で、音楽のレビューをしているとよくわかります。

特定のモノを聴いて、他につなげたりするのですが、あくまでその時の主観でしかなく体系化出来ないんですよね。

なら、音楽におけるメタファーについて語りなさいと言われても出てこないんですよ。

作品を聴いてインスピレーションを得て、そこから考察すると言ったように非常に生ものなんですよね。こういうのは。

それを集計して、体系化するには常にメモが必要だし、長期戦ですよね。大きなデータにしなければ体系化出来ませんから。

そういった意味でわかる。と言ったメタファーは言語化しにくい。しかし共通言語であると言うそういった構造が生まれるんですよね。

だからこそわかる人にはわかると言うものが量産されるんですよね。だからこそレビューは難しい。そういった共通言語をより多くの人に琴線に触れるようにしなきゃいけないですから。

でも、こういうのを体系化して辞典のようにしたものがあればうれしいなと思います。

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メタファー多い映画は帰納的に見ても面白い

映画の味方と言うのは演繹的な見方だと思っています。ネタバレしたら面白みが欠けますし、結末が大事という面もあります。

かたやメタファーは帰納的。メタファーは隠喩と言う言葉からも結末を匂わせたり、わかる人にはわかると言うネタバレを孕んでいます。

だからこそメタファーの多い映画は、ストーリーがしっかりしないといけない。わかっていても納得させる説得力が必要だと思っています。

正直、花束みたいな恋をしたはネタバレしても面白い、寧ろネタバレした方が面白いと言う稀有なタイプの映画だと思っています。

そういった意味でもこの作品の凄さを伺えました。そして、こういったメタファーを体系化してほしいものです。そういった意味でもこの映画はメモを取りながら見たい映画。とも言えるわけです。

まあ、本来の演繹法と帰納法の意味とは違うのはご愛敬ですが、使いやすいのでこういう表現をしました。

でも、こんな表現するの俺くらいしかいないから、そりゃ体系化できんわなと。

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まとめ

必要だからこそGoogle様が嫌いなワードを使いましたが、しょうがない。Google様怒らないで!見捨てないで!

で、毎回おまえのまとめはまとめになっていないとお叱りを受けそうですが、そもそも本人がまとめる意識が皆無なので許してください。てへぺろ☆(・ω<)

つーか、このブログ、風が吹いたら飛ばされるレベルでアクセスすくねーから、そもそも怒られることすらないわ。悲しい。

じゃーね

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