みなさま。おはこんばんは。まったです。
先月こちらの記事でアマプラでのお勧め書籍を上げていましたが、すっかり読むことを放置してたら結果9月末。
まあ、バタバタしてたのもありますが…。時間と言うものは本当に流れるのが早いっすね(老害感)
さて、今回はその中で読んだ中でバビロン大富豪の教えの漫画が面白かったのでさくっと感想だけ述べていきます。
世界中の銀行員から投資家から読まれているお金のバイブルと言われており、長く愛されている本書。それが漫画で読めるので、さくっとマインドセットしたい方にはおすすめです。
バビロン大富豪の教えのあらすじ
まずはさっくりとストーリーから。
嫁にも仕事にも見捨てられ、貧乏な生活を強いられた考古学者が知り合いの会社社長から古い石板の解読を依頼されたところからストーリーが始まります。
そこには古代メソポタミア文明期で大富豪になった青年の軌跡と教えが記されており、本作では主にお金を増やすための黄金法則が記されており、
その解説と登場人物との関わりがメインに綴られています。
基本的にはバビロニア期のストーリーと現代の考古学者のサクセスストーリーが交錯するといった展開ですが、これが非常に面白い。
内容も450ページ強とボリューミーですが、漫画パートがメインなので2時間程度にさくっと読めるので暇つぶしに読むのもアリでしょう。
とりあえずバビロンと聞いて、Fateや絶対魔獣戦線バビロニアを思い浮かんだアニオタやソシャゲヲタはこれでも聴いて小休止しましょうか。
でも読むのを止めるんじゃねえぞ。


本書で記されたお金の黄金法則
今作ではお金の殖やし方と言うフォーカスを充てており、そのための
黄金に愛される7つの法則
1.収入の10分の1を貯金せよ
2.欲望に優先順位をつけよ
3.貯えた金に働かせよ
4.危険や天敵から金を堅守せよ
5.より良きところに住め
6.今日から未来の生活に備えよ
7.自分こそを最大の資本にせよ
五つの黄金法則
1.将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんだんその量を増やしながらやってくるだろう。
2.貯まった黄金がさらなる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。
3.黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに黄金を投資するような慎重な主人で
あれば、黄金はその保護のもとから逃げようとはしないだろう。
4.自分のよく知らない商売や目的、あるいは黄金を守ることに長けた人々が認め
ないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。
5.あり得ないような莫大な利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅力的な誘いに
従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくことだろう。
と言った根幹をベースとなっております。更に雑にまとめると
1.収入の1割を貯金しよう
2.節約して出費を見直そう
3.大きい投資はNG。コツコツ貯める。お前をカモにするやつは沢山いる
4.欲に際限は無いので、欲に優先順位をつけて取捨選択しよう
5.投資や貯蓄でお金を働かせよう。お金が心地よく働ける場所に投資しよう
6.金は天下のまわりもの。人と社会との繋がりが大事
7.それぞれに適材適所がある。そのスキルを磨いていこう
8.知恵は金よりも重い。知恵を伸ばして更にお金を働きやすくしよう
9.人とのつながりが大事
10.行動しなければお金は産まれない
ってとこですかね。ここでPV稼ぎやアフィで搾取しようとするyoutuberやアフィカスでしたら
ここでインデックス連動の米国投資信託ですよ!とか、口座はここにお勧めです!紹介料高いから。とか言いそうですが、
僕は無免許なので、特定の銘柄をおすすめしたりはしないですが。基本責任取れないですしね。つーか煽る系のインフルエンサーって責任とれるんですかね。しらんけど。
この動画見た感じだと、薬機法や景品表示法、健康増進法に抵触しそうなんだけど、たぶん気のせいだよね。
著名人がこういった悪質な情報を敷衍するの、本当に社会的に宜しくないと思います。ここでも述べましたが。
マジでね。エビデンスとかどうでもいいって言っている時点で健康について語る価値ないよ。この人。それぐらい怒りを禁じえない動画です。
しかも、これは私の意見じゃありませんとか言ってるから鬼ダサい。責任逃れる気まんまんじゃん。
漫画としての感想
原作がかなりしっかりしている事もあり、純粋な読み物としても面白いです。
作品そのもののストーリーや構成がしっかりとしており、また個々の人物に対する描写も丁寧なので純粋な読み物としても素晴らしいです。
貧乏な少年のサクセスストーリーは勿論の事、ここのキャラの魅力、熱い王道ストーリー、没落と再生をテーマにしており、シナリオは丁寧だなあ、といったのが率直な感想。
この手の漫画はどうしてもストーリーがおざなりになったり、漫画の流れをぶった切った解説パートが多く中途半端になりがちですが、
この作品につきましては漫画パートが大半と言う事もあり、純粋な漫画としても楽しめます。
マネーリテラシーを高めると言った大義名分だけでなく、楽しめるのはこの手の本としては非常に価値があると思っています。
残念だったところ
定価が1,702円と言う事もありますが、作画が物足りないのが残念でした。
比較的線画が多く、シーンによっては下書きではないのか。って位のものもありましたし。
全体的に申し訳程度の背景とラフ画なので、絵がしっかりした漫画を読みたい方にはとてもじゃないけどおすすめできません。
これが完全版を出すための伏線なのであれば話は別ですが。イメージとしては進撃の巨人初期の作画くらいと考えるとわかりやすいでしょう。
そう考えると漫画だけで食っていける人ってすげーなとも言えますが。
ここまで読んだバビロンと聞いてSADSを思い出した清春ファンはこれでも聴いて落ち着いて休んでください。
教養系漫画に関して
もやしもんやはたらく細胞のように教育にいい漫画は結構ありますが、教科書に付随するような漫画がもっと増えてほしいな。と思っています。
例えば小さいときに日本の歴史を図書館で読んでいたクチとしては特にですね。漫画は教育へのアプローチとしてうってつけですし、何より楽しく覚えれるから苦ではない。
そして、図書館に漫画があるってだけでも貴重だから、何回も読んでしまいますから。そうしていくうちに教養も身について一石二鳥ですからね。
しかも当時の記憶ですが、手塚治虫先生、石ノ森章太郎先生、藤子不二雄両先生が書いてるで滅茶苦茶豪華で楽しめましたのもいい思いです。
この企画も今は周年と言う事もあり、石田スイ先生や荒木飛呂彦先生、和月伸弘先生、岸本斉史先生、久保帯人先生が表紙を書いたりと力を入れているみたいですが、
有名漫画家さんがこういったものをやると、より教育レベルもありますからね。
だからといってプロパカンダを置くのはよろしくないですけどね。
まとめ
バビロンの大富豪の教えをレビューするブロガーはお金系だったり投資の話になるかと思いますが、あえての純粋な感想を語ってみました。
もしご興味がありましたら是非ともおすすめします。
Amazon Prime
ではまだ無料で読めるみたいです。
ではでは。



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