ぽまいらおはこんばんは。ハードレンズにもだいぶ慣れてきたおっさんだよ。今、メニコンさんのフォーシーズンを使っていますが、このレンズの事を知り合いのハードレンズユーザーに伝えると
へー、こんなのあるんだ。いいなあ。
と言う意見を頂きましたので、ハードレンズユーザーに需要があると言うか、コンタクトレンズ感が変わるくらいのレベルでいいものでしたので、お伝えしたいと思います。
昨今では使い捨てレンズがメインとなっており、ハードレンズを使う方は減ってきていますがそれでもドライアイに悩まされている方や、
使い捨てレンズでは矯正しきれないレベルの乱視の方にとってはまだまだ需要がある商品です。
個人的にはフォーシーズンが出たからこそハードレンズを切り替えたと言っても過言ではありません。今回はそんなフォーシーズンの良さについて忖度なしでお伝えいたします。
フォーシーズンとはどんなレンズか。どんなメリットがあるのか。

それでは、フォーシーズンの案内と凄さについて語ります。画像汚っ
① 制作方法が凄い
フォーシーズンは3ヵ月に一度交換するタイプの定期交換レンズです。ハードレンズなのに交換?と思う方もいらっしゃるでしょう。
コンタクトレンズの場合、汚れたり異物感を感じた時、レンズを紛失したときに購入される方が大半かと思いますが、このレンズに関しては3ヵ月を上限に新しいタイプのレンズと言えます。
通常ハードレンズは、レースカット製法と言う切削方法で作られています。DIAが小さく硬いレンズである以上、フィッティングがシビアになるため、量産化は難しいと言われていました。
しかし、フォーシーズンはモールド製法で作られています。
モールド製法とは凹型の鋳型に原材料を流し、レンズをつくる方法です。モールド製法は量産化に優れており、使い捨てタイプのレンズよく使われています。
他にはスピンキャスト製法、レースカッティング製法もありますが、本章とは関係ない為省略いたします。
デメリットとしては切削加工に比べて精度が劣る事、度数や大きさによって鋳型を用意する必要がある事、型が増える事によりラインを増設しなければいけないことが挙げられます。
そのため、細かな調整が求められるハードレンズには不向きと言われていました。
しかし、フォーシーズンはハードレンズで初めてモールド製法を可能としました。
品質を落とさず、尚且つ量産化に成功し、コストを抑えたことに三か月毎の交換を可能にしたのだと思っております(あくまで個人の仮説です)
参考リンク
② スペックが凄い
フォーシーズンは酸素透過率が同社の他製品と比べると高くなっています。
その数値が171。同社の他のレンズに比べて高くなっています。
メニコンEX | 64 |
メニコンアイスト | 163 |
メニコンZ | 163 |
メニコンティニュー | 163 |
フォーシーズン | 171 |
ほかの商品に比べて高くなっております。またレンズのエッジと呼ばれるフチの部分もかなり薄くなっており、ハードレンズ初めての方でもつけやすいくらいの装用感がありました。
個人的もつけていて違和感が少なく、一週間くらいでゴロゴロ感をほとんど感じなくなった位でした。
と、ここで長年ハードレンズを使われる方はこういう疑問を持つでしょう。
酸素透過性が高くて、薄いって事は耐久性に問題があるのではないか?
確かに、酸素透過率が高いとレンズが脆くなると言うのも事実。メーカーさんも酸素透過率と耐久性のバランスをどうとるか。と言うことは相当悩まされていたと思います。
あくまで個人の感想ですが、使用して耐久性に不安はありませんでした。全体的にレンズに弾力があり、柔らかいことがあってレンズが割れにくい。
メーカーさんには非常に申し訳ないですが、一回割ってみようと力を入れてみました。普通のレンズでは割れるくらいの力を入れてみました。
するとレンズの抵抗力がすさまじく、割る事が出来ませんでした(良い子はマネしないでね)
酸素透過率と耐久性のバランスが高いレンズとも言えます。
参考リンク
ハードコンタクトレンズと定期交換タイプの良いとこどりのフォーシーズン
③ なくしても何とかなるところが凄い
個人的に一番のメリットはここだと思っています。俺はハードレンズを外すのが非常に下手でしょっちゅう無くすので。
外すたびにレンズを飛ばしてしまったり、落として水に流れてしまったりと初めて買ったハードレンズを2か月で無くした時はショックのあまりソフトレンズに切り替えたくらいです。
当時も今もですがハードレンズ飛ばし大会と言うものがあれば優勝できるぐらいの頻度で無くします。
しかし、フォーシーズンにしてからは常にスペアがある状態なので、無くしてもなんとかなると言う安心感がありますね。とはいえ雑に使うわけではないですが、この安心感は大きいです。
後述いたしますが、当レンズがメルスプラン限定のレンズのため、使用した枚数が多かろうが少なかろうが料金は同一。そのため、安心して使用する事ができます。
レンズは1年分を纏めて発送との事なので、無くしてしまい1年もたなかったとしても早めに受け取る事も可能です。
サブスクリプションを悪用し、何枚も何枚ももらうのはいかがかと思いますが定額だからこそ、安心してルールを守って使えると言うメリットがあります。
値段を気にして汚れたレンズを使い続けた結果、眼疾患になったとかシャレにならないですからね。
参考リンク
使い捨てハードコンタクトレンズ「フォーシーズン」のお勧めの理由や値段、体験談についてご紹介します
④ 左右の区別がしやすい
フォーシーズンは日本の四季(Four Season)をテーマとしており、それぞれ4色のレンズが入っています。
これはメーカーさんの遊び心でしょうが、色が違うということを利用し、左右別カラーのレンズを使用する事が出来るので左右の区別がしやすくなります。
朝、目が覚め切っていない状態で左右がわかりづらいと、目覚めも悪くなりますからね。カラーが違えば見た瞬間左右がわかるので、こういった使い方も可能です。
フォーシーズンのデメリット
① 外しづらい
レンズのエッジ部分が薄いため、人によっては外しづらいのがデメリットです。個人的には性能が高いゆえに起きてしまったと感じています。
違和感が少ない分、外しづらいなということを感じました。個人的にはすぐ慣れましたが中にはそこが苦手と言う方といらっしゃるでしょう。
個人的にはメリットが発生するとその分デメリットが発生すると思っています。
個人的には生レンズでおなじみのデイリーズトータルワンが好きですが、トータルワンは目への摩擦が少ないですが、表面処理をしっかりしている分、かなり滑りやすいです。
性能はいいのですが、外しづらいから苦手と言う方もいらっしゃいます。
個人的には凄くいいレンズだとは思っていますが、どうしても何かを改善すると別のデメリットが発生するものです。
いいレンズであれどデメリットは存在する。フォーシーズンにもデメリットが存在します。
個人的には外しづらいときはSPスポイトを利用する事をお勧めいたします。
② 汚れがつきやすい
酸素透過率が高いレンズだからこそ、汚れが付着しやすいです。三か月くらい使っているとレンズの汚れは目立つなとは感じました。酸素透過率が高いのである程度は覚悟していましたが。
ただし、ハードレンズはケアの相性が非常に大事なので、もしかしてケアの仕方一つで変わるかもしれません。ソフトレンズに比べてハードレンズのケアはシビアです。
表面加工をしているレンズも多く、表面加工をしっかりしているレンズに研磨剤が入ったケア用品を使用するとレンズ表面が傷つくケースもありますので、
ハードレンズこそケア用品にこだわる必要があるわけです。
実はこのフォーシーズン専用のケア用品があり、しかもこすり洗いが不要との事で最初からこれ使ってみても良かったのかな。と思っています。というわけで、

画像汚い(2回目)
というわけでケアプラスコースに追い課金500円して専用のケア用品購入しましたよ。
とりあえず、専用ケア用品を使って様子見します。しかし、こすり洗い不要は楽そうである。
参考リンク
使い捨てハードコンタクトレンズ「フォーシーズン」のお勧めの理由や値段、体験談についてご紹介します
フォーシーズンの購入方法
このレンズはメルスプラン限定のレンズとなります。単体での購入は不可となっております。
会員限定販売となっており、月々2400円(税別)で利用できます。ケア用品込みで2900円で購入可能です。
入会金が月3000円(税別)のため、1年目のランニングコストは
入会金込みで年間31,800円(税別)になります。(二年目以降は28,800円)です
高めと感じる方もいらっしゃる方もいるかもしれないですが、この価格で綺麗なレンズを利用ので安心性、機能性も込で考えればお得に利用できますね。
また、ネット通販等は行っていないため、全国のメニコン直営店、エースコンタクト、富士コンタクト、シティコンタクトやメルスプラン取扱店で契約する事が可能となっております。
遠近レンズも出ています
2019年からフォーシーズン遠近も発売されました。遠近レンズは近方用度数と遠方用度数が混在している都合上、大きくなりがちですが、レンズの大きさはフォーシーズンと同じです。なので、
老眼が気になり始めた方、大きいレンズは瞳が当たって苦手
と言う方はフォーシーズン遠近を使ってみるのもいいかもしれないですね。
まとめ
フォーシーズンはこのような方におすすめです。
・ドライアイに悩まれている方
・ 涙液が少なく、レンズが汚れやすい方
・常に綺麗なレンズを使いたい方
・異物感が少ないコンタクトを使いたい方、初ハードレンズの方
・長時間レンズをつける方
このような方には本当におすすめです。
この内容が一押しになればうれしいですね。ほんじゃーの。
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